猫背矯正は、丸まった背中(猫背)を正しい姿勢に戻し、肩こりや腰痛、見た目の改善を目指す方法を指します。猫背は、肩が前方に丸まり、背中が曲がった状態を指し、放置すると身体の不調や筋力低下、さらには姿勢が悪いことによる心理的な影響も生じることがあります。
猫背になる原因
猫背は、生活習慣や身体の状態、筋力のバランスが原因となって引き起こされます。
長時間のデスクワークやスマホ操作をする際に、前かがみの悪い姿勢が続くことで背中が丸まりやすくなります。また椅子に浅く座る、背もたれにもたれるなど、骨盤が後傾した姿勢が影響することによって、猫背の姿勢になりやすくなります。
背筋や肩甲骨周りの筋肉が弱いと、正しい姿勢を維持できなくなります。さらに、胸の筋肉が硬く縮んでいると、肩が前に引っ張られ、猫背になりやすいと言われています。背中や腰の筋肉の硬さも影響してきます。
その他の原因として、ストレスを受けると、無意識に肩をすくめたり、体を丸める姿勢を取ることがあります。精神的な緊張が続くことで姿勢が悪化する場合もあります。
猫背になる原因として、遺伝的・先天的要素により、猫背になりやすい場合があります。特に背中が丸まりやすい「円背型」の骨格は遺伝することもあります。
鞄を片方の肩だけで持つ、片側に体重をかけて立つ、足を組む、長時間の車の運転などの日常生活の癖も関係していると言われています。
猫背による症状
猫背が続くことで、身体やメンタルに次のような症状が現れることがあります。
まず身体的な症状には、肩が前に丸まることで、首や肩周辺の筋肉に負担がかかり、血流が悪くなることで、慢性的な痛みやこりが生じます。また、背中が丸まることで腰にも負担がかかり、痛みが出やすくなります。
さらに、首が前に突き出た状態(ストレートネック)になると、緊張型頭痛や片頭痛が引き起こされることがあります。
その他の症状として、胸が圧迫され、肺が十分に拡張できなくなるため、呼吸が浅くなりやすく、酸素不足で疲労感が増します。猫背による圧迫で内臓の働きが悪くなり、胃腸の不調(例:消化不良、便秘など)が起こることがあります。
次に、見た目の問題として、姿勢が悪いため、背中が丸まり、実際の身長より低く見えることがあります。お腹が前に突き出て見え、太っている印象を与える、ヒップラインや脚のラインも崩れることもあります。
猫背のように、姿勢が悪いと筋肉が不必要に緊張し、疲れが溜まりやすくなります。呼吸が浅くなることがあるため、脳への酸素供給が減少し、集中力が落ちやすくなります。また、長時間座っているだけで、体がだるい、重いと感じる場合もあります。
猫背矯正は当院にお任せください!
我々スタッフが全力でサポートを行いますので、猫背矯正に必要なインナーマッスルを中心とした筋肉を鍛えるようにしつつ、一緒に改善を目指しましょう。是非当院へお越しください。