不眠は、眠りに関する問題全般を指します。具体的には、「寝つきが悪い」「眠りが浅い」「途中で目が覚める」「早朝に目覚めてしまう」などの症状があり、それによって日中の疲労感や集中力低下などが生じます。日本では多くの人が不眠に悩んでおり、現代社会のストレスや生活習慣が大きく関与しています。
原因
不眠の原因はさまざまですが、大きく分けて次のような要因が関係しています。
心理的・精神的要因には、ストレスや不安、緊張感、仕事のプレッシャーや家庭内の問題、人間関係などがあげられます。また、うつ病や不安障害が背景にある場合もあります。
身体的要因として、痛みやかゆみ(例:慢性痛、リウマチ、アトピーなど)、呼吸障害(例:睡眠時無呼吸症候群など)、夜間のトイレが多いことが関係していると言われています。
また、スマホやPCの画面からのブルーライト、騒音や光、寝室の温度や湿度などの環境的要因もあげられます。さらに年齢を重ねると睡眠の深さが浅くなり、夜中に目が覚めやすくなります。
その他にも、生活習慣の乱れも関係しています。特に、不規則な睡眠スケジュール、過剰なカフェイン摂取(例:コーヒーやエナジードリンクなど)、アルコールの飲みすぎがあげられます。
症状
不眠にはいくつかのパターンがあり、人によって現れる症状が異なります。不眠が続くと倦怠感や頭痛などの不調により日常生活に支障をきたすこともあります。
入眠困難
入眠困難は、布団に入ってもなかなか眠りにつけず、眠りにつくまでに30分以上かかる場合が多いと言われています。
中途覚醒
中途覚醒は、夜中に何度も目が覚め、その後眠れなくなります。特に高齢者に多い症状です。
早朝覚醒
早朝覚醒は、予定よりも早く目が覚めてしまい、その後再び眠れないことをいいます。この症状では、精神的ストレスやうつ病に関連することが多いと言われています。
熟眠障害
熟眠障害は、十分な時間眠ったはずなのに、睡眠の質が悪く、疲れが取れないと感じることがあります。
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