梨状筋症候群は、お尻の筋肉である「梨状筋」が硬くなったり炎症を起こしたりすることで、その近くを通る坐骨神経を圧迫し、痛みやしびれなどの症状を引き起こす状態です。
梨状筋は骨盤の内側にある小さな筋肉で、股関節の外旋(足を外側に開く動き)や安定に関与しています。梨状筋が固くなると、梨状筋の下にある坐骨神経を圧迫することで痛みやしびれが生じます。
原因
梨状筋症候群は、長時間のランニングやサイクリングなどの長時間運動や、同じ動作を繰り返すことによる筋肉の緊張が主な原因とされています。また、猫背や横に体重をかけるような悪い姿勢を続けるなどの、筋肉が偏った使い方をすることも一因です。
さらに、鍋の内側と外側の筋力バランスが崩れると、梨状筋に長時間負担がかかる場合があります。
これらよって梨状筋が過度に緊張したり炎症を起こすことが、梨状筋症候群の主な原因とされています。
症状
梨状筋症候群の主な症状は、お尻の深い部分に痛みを感じます。痛みは片側に起こることが多いと言われています。
痛みが坐骨神経に沿って広がり、太ももやふくらはぎ、足先までしびれる場合があります。また長時間座る、階段を上がる、走る、足を外側に開く動作で痛みが強くなることもあります。
他にも、股関節の動きに違和感や制限を感じる、痛みやしびれの影響で歩きにくくなる場合があります。
お尻から足にかけての痛みやしびれで仕事や日常生活にを支障をきたすことがあるため早期の処置が大切です!
当院が梨状筋症候群改善に際して大切にしていること
あけぼの整骨院では、梨状筋症候群の改善にあたり、その場の痛みを取るだけではなく、快適な状態を長く維持し、今後痛みを繰り返さない身体をつくることを大切にしています。
なぜなら梨状筋症候群は前述したように再発しやすい症状で、一度かかった方の多くが再発を繰り返しているからです。
梨状筋症候群になるのには明確な原因があります。ただ痛みを抑えるだけでは不十分で、根本となる原因を解消して初めて梨状筋症候群が改善したと言えるのです。
では、梨状筋症候群の原因とは何なのでしょうか。当院では、以下の3つだと考えています。
1.股関節の使いすぎ
2.骨盤の歪み
3.身体を支える筋力(インナーマッスル)の不足
そこで当院では、「股関節の柔軟性の強化」「正しい姿勢(骨盤矯正)」「筋力(インナーマッスル)の強化」の3つを重視した施術を行います。
「今の痛みがなくなればOK!」ではなく、今後も見据えた原因にアプローチした施術で、あなたの症状を真の改善に導き、今後も痛みの出にくい身体づくりを一緒に目指していきます。
あなたは今まで梨状筋症候群に対してどのような処置を行ってきましたか?
一般的に整形外科では、問診の後でレントゲン検査を行います。そして、そのレントゲンを基に骨の異常の有無などを確認した後、電気治療や牽引機(けんいんき)による処置、湿布や痛み止めの処方で終わることが多いようです。
いずれも痛みが引くことを目的としており、原因の解消というところまでは対応されないことがほとんどのようです。
他の接骨院や整体院では、マッサージでお尻周りの筋肉をほぐすことが多いようです。
軽い症状の場合、整形外科や一般的な接骨院(整骨院)などで梨状筋症候群が改善される場合もありますが、実際には、
・マッサージを受けるとその時は楽になるが、すぐに元に戻るので終わりが見えない
・長い間通院しても症状が改善しない
・先生の詳しい説明がなく、今の自分の身体の状態がわからず不安になった
と悩まれている方も多くいらっしゃいます。
梨状筋症候群でお悩みの方は当院にお任せください!
あけぼの整骨院では、梨状筋症候群の原因を「股関節の使いすぎ」と「身体を支える筋力不足」と「骨盤の歪み」だと考えています。
したがって、施術にあたっては、痛みやケガで硬くなった組織を柔軟にし、姿勢不良(骨盤の歪み)を矯正することで身体を本来の良い状態に回復させることを大切にしています。
さらに、身体が整ったら、その良い状態を維持するために筋力トレーニングを行います。こちらは、通院して機械を用いてトレーニングをするか、ご自身でセルフトレーニングするかをお選びいただけます。
このように、原因に対して徹底的にアプローチをかけることで、痛みを繰り返しにくい身体づくりを一緒に目指していきたいと考えています。
もしあなたが梨状筋症候群でお悩みなら、一人で悩まずにぜひ一度当院までご相談ください。