手首の痛みは、日常生活やスポーツ、仕事中の手首の使い方や怪我、病気が原因で起こることが多い症状です。原因が軽度の場合もありますが、適切に対応しないと悪化して慢性化する可能性もあります。
原因と症状
手首の痛みは大きく3つのカテゴリに分けられます。
ケガや使いすぎによるもの
捻挫
手首をひねったり、転倒して手をついたときに靭帯が損傷することが原因で、腫れ、痛み、動かしにくくなるなどの症状があります。
骨折
転倒して手をついた際や強い衝撃を受けたときに骨が折れます。その際、激しい痛み、腫れ、変形が起こる場合があります。
腱鞘炎
手や指を頻繁に使う動作(例:スマホ操作、料理など)で腱鞘が炎症を起こします。主な症状として、手首や指の付け根に痛みや腫れ、引っかかり感があります。
使いすぎ症候群
パソコン作業やスポーツで手首を酷使することによる痛みや違和感を感じることがあります。
病気や炎症によるもの
関節炎
手首の関節が炎症を起こすことで痛みが発生します。例えば、リウマチ性関節炎や感染性関節炎です。手首の腫れ、こわばり、熱感などの症状があります。
ガングリオン
手首の関節や腱鞘にできる袋状の腫瘤で、痛みや違和感を伴うことがあります。
腱板損傷
手首の腱や靭帯が傷つくことで痛みが生じます。
カルパルトンネル症候群(手根管症候群)
手首の中にある「手根管」というトンネルで正中神経が圧迫される状態です。主な症状として、親指から薬指にかけてのしびれ、手の力が入りにくいことがあります。
特定の動きや状態に関連するもの
スマホやパソコンの使用
長時間の同じ姿勢や手首の使いすぎが痛みを引き起こします。
スポーツや楽器の練習
テニス、ゴルフ、バドミントンなどのスポーツや楽器の演奏で手首に負担がかかることも原因のひとつになります。
冷えや血行不良
血行が悪くなると筋肉や腱が硬くなり、痛みを感じることがあります。
放っておくと痛みがどんどん増していき、物を持つ時に力を入れづらくなるなど、日常生活に大きな支障をきたすようになる恐れがあるため、注意が必要です。
「そのうち治るだろう」などと考えず、痛みを感じたらできるだけ早期に対応することが大切です。
当院が手首の痛み改善に際して大切にしていること
あけぼの整骨院では、手首の痛みの改善にあたり、早期に、そしてこまめに固定をはじめとした適切なケアをすることを大切にしています。
その理由は、手首の構造上の特性に関連します。手首は、骨や軟骨、靭帯や腱といった様々な組織が複雑につながってできています。
そのため、骨同士のかみ合わせがズレやすく、他の靭帯や腱と癒着を起こしてしまうことも多いです。
したがって、できるだけ早く骨を元のズレのない状態に戻し、癒着を起こさないようしっかり固定して、まめに経過観察していく必要があるのです。
当院では、手首の構造をふまえた丁寧な処置で、痛みを早く確実に改善に導くよう努めています。
あなたは今まで手首の痛みに対して、どのような処置を行ってきましたか?
整形外科では、特に痛みを取ることを目的としているため、湿布や痛み止めの薬での対応が一般的です。
他の接骨院や整体院では、電気療法、マッサージ、テーピングを使った固定などをすることが多いようです。
軽い症状の場合、整形外科や一般的な整骨院などで手首の痛みが改善される場合もありますが、実際には、
・通院を続けても痛みが取れない
・これまで通っていた院では詳しい説明がなく、不安になった
・テーピングでかぶれて固定が難しくなってしまった
と悩まれている方も多いようです。
手首の痛みでお悩みの方は当院にお任せください!
あけぼの整骨院では、手首の痛みの原因を「骨のズレと固定不良」だと考えています。
そこで当院ではまず、骨のズレを正しい位置に整え、適切な固定をします。加えて、マッサージや関節の調整で関節の動きを改善し、靭帯の癒着を防ぎます。
さらに、手首を痛めた原因が転倒などだった場合は、身体のバランスを崩さないよう体幹トレーニングを行い、負傷を繰り返さないためのサポートをしていきます。
もしあなたが手首の痛みでお悩みなら、一人で悩まずにぜひ一度当院までご相談ください。