5月は気温の変化が激しく、新生活によるストレスの蓄積や運動不足の影響でギックリ腰になる方が増えます。朝晩はまだ冷え込む日が多く、日中との寒暖差が大きいです。この気温差によって筋肉が緊張しやすくなり、動き始めに腰を痛めやすくなります。さらに、新年度が始まり、職場や生活環境の変化によるストレスが加わることで、体のバランスが崩れやすくなるのも影響します。
ギックリ腰は、正式には「急性腰痛症」と呼ばれ、突然腰に激しい痛みが走る症状が特徴です。ひどい場合は動けなくなることもあり、日常生活に大きな支障をきたします。一般的に、重い物を持ち上げたときに発症しやすいと思われがちですが、実はくしゃみや中腰の姿勢をとった瞬間など、些細な動作でも起こることがあります。これは、筋肉や靭帯に過度な負荷がかかり、炎症を起こすことが原因です。
予防
ギックリ腰を予防するには、まず硬くなっている筋肉をほぐすことが大切です。特に腰回りや太ももの筋肉を意識して伸ばすことで、負担が軽減されます。また、寒暖差による影響を抑えるため、腰を冷やさないことも重要です。朝晩の冷え込みが厳しい日は体温調節に気をつけましょう。さらに、長時間同じ姿勢を続けることも腰への負担を大きくするため、デスクワークや運転の際には定期的に立ち上がり、軽く体を動かすことが有効です。腰を支える筋力をつけることも予防に役立ち、軽いスクワットやウォーキングを取り入れることで、腰への負担を分散させることができます。加えて、ストレスの管理も重要なポイントです。ストレスが溜まると筋肉が緊張し、血流が悪化して腰の痛みが出やすくなるため、リラックスできる時間を作り、自律神経のバランスを整えることがギックリ腰の予防につながります。
ぎっくり腰になってしまったら
もしギックリ腰になってしまった場合、無理に動かすと症状が悪化することがあるため、適切な施術を受けることが大切です。当院では、筋肉の調整や骨盤矯正を行い、身体のバランスを整えながら痛みを軽減していきます。また、電気療法や温熱療法(超音波療法等)を活用することで、炎症を抑えつつ筋肉の緊張を緩和し、回復を早めることが可能です。さらに、再発を防ぐためにストレッチや姿勢の改善方法を指導し、日常生活の中で腰に負担をかけない体の使い方をサポートします。
ぎっくり腰でお悩みの方は、当院にご連絡ください。