
足底腱膜炎は誰でもなりえます!
足底筋膜炎は、足裏のかかとから足指の付け根にかけて広がる「足底筋膜」に炎症が起き、強い痛みを伴う疾患です。主に朝起きたときや長時間休んだ後の初めの一歩で痛みが発生するのが特徴的です。
主な原因
足底筋膜炎の主な原因としては、足裏にかかる反復的な負担が挙げられます。例えば、硬いアスファルトやコンクリートの上での運動がそれに該当します。加齢も大きな要因となり、年齢を重ねるにつれて足底筋膜の柔軟性やクッション性が低下し、ダメージを受けやすくなります。さらに、足裏のアーチが高すぎたり低すぎたりすることが、足底筋膜に過剰な負担をかけ、炎症を引き起こします。また、運動不足によってふくらはぎの筋力が低下したり、アキレス腱が硬くなったりすると、歩行時に足底筋膜に負担がかかりやすくなります。さらに、足に合わない靴を履くことも問題で、足裏のアーチを正しく支えられない靴では、足底筋膜に大きな負担がかかります。
また、サンダルや薄底の靴などの履物はクッション性が低く、足底筋膜に過度なストレスをかけることがあります。次に、旅行などで普段より長時間歩く、特に慣れない靴で歩き続けると足底筋膜炎を引き起こしやすくなります。さらに、水分不足が起きると、筋肉の柔軟性が低下し、足底筋膜にかかる負担が増加することもあります。
当院では
足底筋膜炎は、早期の対処が重要です。当院にも多くの患者様がご来院しております。原因筋の緊張を緩和させ、足の関節のモビライゼーション(動きを改善させるための手技療法)、足底アーチ形成のサポートから歩行時のアドバイスなどもさせていただいております。もし足底筋膜炎でお悩みの方がいれば、ぜひ当院にご相談ください。

