スポーツ外傷とは、スポーツ活動中に突然発生するケガのことを指します。打撲や骨折、捻挫などが代表的な例で、一度の強い衝撃や過度な力が原因で生じます。主に外力(衝突、転倒など)や無理な動作によるものが多く、競技の種類や運動量によって外傷のリスクが異なります。
原因
スポーツ外傷は、運動中に過度な外力が体に加わることで発生します。特にバスケットボールやサッカー、ラグビーなど接触プレーが多いスポーツで発生することが多いです。
まず、他選手との接触(例:タックル、衝突など)、転倒や器具への衝突、ボールや道具(例:ラケット、スティックなど)による衝撃などが原因となります。
次に、急激なストップ&ダッシュ、ジャンプ、不適切なフォームや技術不足、無理に関節をひねる、伸ばすことも原因となる場合があります。さらに運動のしすぎ(オーバーユース)、筋力や柔軟性の不足による、関節や筋肉に過度の負担がかかります。
また、滑りやすい地面や凹凸のある路面、天候(雨、雪、暑さによる注意力低下)、不適切な運動施設や器具の使用も原因のひとつになります。
他にも、サイズが合わないシューズや防具、衝撃吸収性が不十分な靴、必要な防具を使用しない(例:ヘルメット、プロテクターなど)、装備の不備によるものがあります。
症状
スポーツ外傷の症状は、ケガの種類や重さによって異なります。代表的な症状の説明をしていきます。
打撲
打撲は、血管が破れて皮下出血、腫れや痛みがあります。痛みにより運動制限がかかることがあります。
捻挫
捻挫は、関節の腫れや痛み、動かした際の不安定感があります。靭帯の損傷度により痛みの強さが異なります。
骨折
骨折は、激しい痛みや腫れ、骨の変形や関節の動きが制限されます。骨折部位を動かすときの異常な感覚や音(例:ゴリゴリした感触)がする場合があります。
脱臼
脱臼は、関節の変形や動きの制限、激しい痛みと腫れ、関節の不安定感があります。
靭帯損傷
靭帯損傷は、激しい痛みと腫れ、関節がグラグラする感覚があります。完全断裂の場合、関節の動きが著しく制限されます。
肉離れ(筋損傷)
肉離れ(筋損傷)は、筋肉が引き伸ばされたときの鋭い痛み、内出血による皮膚の変色することがあります。痛みによる動作制限がある場合があります。
頭部外傷
頭部外傷は、頭痛、めまい、吐き気、意識がもうろうとする、軽い脳震とうがあります。
スポーツ外傷では、このような症状があるため、受傷後はすみやかに応急処置を行い、必ず専門家に相談することが大切です。
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