外反母趾について

外反母趾は、足の親指（母趾）が変形し、親指の付け根（第1中足骨）が外側に突き出て親指が小指の方向に向かって曲がる状態を指します。この変形が進行すると、親指の付け根が赤く腫れたり、痛みを伴うことがあります。特に女性に多く見られる足のトラブルです。

原因

外反母趾の主な原因として、まず靴選びが関係しています。具体的例として、先が細い靴では、つま先部分が狭く、親指が圧迫されることがあります。ハイヒールでは足先に体重がかかりやすく、足の変形を引き起こすことが多いです。

また、足の構造も関係していると言われています。偏平足や足のアーチが低下すると、親指の付け根に負担がかかりやすくなります。さらに、足の筋力が低下することで、正しい歩行ができず足のバランスが崩れます。

その他の原因として、生活習慣があげられます。長時間立ちっぱなしや、足に負担のかかる歩き方が原因になることがあります。家族に外反母趾の人がいる場合、遺伝的要因でも発症リスクが高まります。

外反母趾の症状として、靴を履いたときに付け根部分が当たって痛みを感じたり、皮膚が赤くなったり、腫れることがあります。靴との摩擦で親指付け根の外側にタコや靴ずれができる場合もあります。

また、親指が外側に曲がり、小指の方へ寄ってきます。進行すると他の指に重なることもあります。さらに、足の幅が広くなることで靴がきつく感じてきます。

他にも、足裏のバランスが崩れ、歩行時に痛みや疲労感が生じます。

外反母趾は、早期のケアや適切な靴選びで症状を軽減し、進行を防ぐことができるため、一日でも早く相談することをおススメします。

あけぼの整骨院では、外反母趾の原因を「姿勢の乱れ」や「筋力不足」だと考えています。

当院ではまず、除痛治療やマッサージなどの手技・機械療法を行い、症状の軽減をはかります。

そうして筋肉を柔らかくした後に、姿勢矯正施術で身体の歪みを整え、並行して筋力トレーニングも行います。トレーニングは、ご自身で行う方法と専用の機械を使う方法のお好きな方をお選びいただけます。

このように、症状の原因をしっかりふまえた施術で、再発しにくい健康な身体づくりまで責任を持ってサポートさせていただきます。

もしあなたが外反母趾でお悩みなら、一人で悩まずにぜひ一度当院までご相談ください。