腰椎分離症とは、腰椎(背骨の腰部分)の一部が疲労骨折を起こして分離した状態を指します。特に成長期の子どもやスポーツをしている若年層に多く見られます。この状態が進行すると、腰痛や腰椎すべり症などの合併症を引き起こすことがあります。
原因
腰椎分離症はスポーツや活動で腰を反らす、ひねる、繰り返し使う動作により、腰椎に過剰な負担がかかることが原因のひとつになります。代表的な例として、野球(投手やキャッチャー)、体操、サッカー、バレーボールなどがあげられます。
また、成長期の骨はまだ完全に硬化していないため、ストレスがかかると骨が疲労骨折しやすく、腰椎分離症の原因となることがります。
さらに骨の構造や強度に影響を与える遺伝的な要素も関与することがあります。
症状
腰椎分離症の症状として、主に腰痛があります。特に、運動時や腰を反らしたり、ひねる動作をすると痛みが強くなります。初期段階では痛みが軽く、休むと改善することが多いです。
他にも、慢性的な腰の重だるさや、疲労感が伴うことがあります。また腰の動きが硬くなり、前屈や後屈が困難になる場合もあります。
放置すると、腰椎すべり症を併発し、神経圧迫による下肢のしびれや痛みが出ることがあります。さらに痛みが慢性化し、日常生活に支障をきたす可能性があります。
症状が悪化すると、元の運動レベルに戻るのが難しくなることもあります。そのため、できるだけ早期の対応をお勧めします。
当院が腰椎分離症改善に際して大切にしていること
あけぼの整骨院では、腰椎分離症の改善にあたり、今ある痛みを取るのはもちろん、原因をきちんと解消する施術で再発を防ぐことに特に力を入れています。
腰椎分離症になるのには明確な原因があります。ただ痛みを抑えるだけでは不十分で、根本となる原因を解消して初めて、腰椎分離症が改善したと言えるのです。
では、腰椎分離症の原因とは何なのでしょうか。当院では、以下の3つだと考えています。
1.使い過ぎ(腰をひねる動作)
2.関節の柔軟性の低下
3.姿勢不良
そこで当院では、「患部の安静」「関節の柔軟性の強化」「姿勢矯正」を重視した施術と自宅でできるセルフケアやトレーニングなどの指導を行います。
そうして身体のバランスを整え、再発しにくい身体づくりのお手伝いをさせていただいています。
あなたは今まで腰椎分離症に対してどのような処置を行ってきましたか?
一般的に整形外科では、問診の後でレントゲン検査を行います。そして、そのレントゲンを基に骨の異常の有無などを確認した後、電気治療や牽引機(けんいんき)による処置、湿布や痛み止めの処方で終わることが多いようです。
その場合、いずれも痛みが引くことを目的としており、原因の解消というところまでは対応されないことがほとんどです。
他の接骨院や整体院では、マッサージで筋肉をほぐすのみの治療が多く、これだと根本的な原因の解消には至らないでしょう。
軽い症状の場合、整形外科や一般的な接骨院(整骨院)などで腰椎分離症が改善される場合もありますが、実際には、
・マッサージを受けるとその時は楽になるが、すぐに元に戻るので終わりが見えない
・長い間通院しても症状が改善しない
・先生の詳しい説明がなく、今の自分の身体の状態がわからず不安になった
と悩まれている方も多くいらっしゃいます。
腰椎分離症でお悩みの方は当院にお任せください!
あけぼの整骨院では、腰椎分離症の原因を「使い過ぎ(腰をひねる動作)」と「関節の柔軟性の低下」と「姿勢不良」だと考えています。
まずは、スポーツや運動を休止し炎症を抑え痛みを緩和させていきます。
施術にあたっては、痛みやケガで硬くなった組織を柔軟にし、姿勢不良を矯正することで腰への負担を減らし身体を本来の良い状態に回復させることを大切にしています。
さらに、身体が整ったら、その良い状態を維持するために筋力トレーニングを行います。筋力トレーニングは、最新機械を用いてお気軽にトレーニングを行なっていただけます。
このように、原因に対して徹底的にアプローチをかけることで、痛みを繰り返しにくい身体づくりを一緒に目指していきたいと考えています。
もしあなたが腰椎分離症でお悩みなら、一人で悩まずにぜひ一度当院までご相談ください。